こんにちは、SATOKOです。
1月になると、あちこちでバレンタインコーナーを見るようになりますね。
街中も明るい雰囲気になり、気持ちもウキウキしてきます。
この時期にはバレンタイン販売の短期のバイトがあります。
興味がある人も多いのではないでしょうか。
でも、実際どんな仕事なのか分からない。
難しいのかな、大変なのかな、
と踏み出せなかったりしますよね。
そんな悩みにお答えします。
いろんな形のバレンタインチョコの短期バイトがあると思いますが、ここでお話しするのはいろんなメーカーのチョコがあり、ラッピング・販売をする形のバイトです。
一つのブランドのチョコを販売する、というタイプとは異なります。
ここではこんな記事を書いています
バレンタインのバイトって何をするの?
求人にはラッピング・販売、と書かれていたりします。
それは分かったけれど、実際はどこまでどんな事をしているのか気になりますよね。
私は長年短期のバレンタインのバイトをしています。
ショッピングモールにバレンタインコーナーを設けて、ラッピング・販売をするバイトです。
それでは詳しくお答えします。
売り場作り・品出し
オープンまでに売り場を作り、商品を並べます。
場所にもよりますが、ほかのイベントを前日まで同じ場所で行っていたりすると、この作業は1日で終わらせることになります。
子供に人気のキャラクター物から、ホテル系、ブランド系、お酒、ケーキなどを広いブースに並べます。
位置はだいたい決め終わっているため、指示された場所に出していきます。
その後、プライスカードを商品に付けます。
ちなみにこの日にここでレジの設置もして、レジ操作も教わります。
商品の種類にもよりますが、1日がかりな作業になります。
ラッピング
メーカー品などは大抵ラッピングされたり、リボンがついた状態で送られてきます。
この状態の商品はラッピングはしませんが、されていないものはラッピングをすることになります。
例えば、子供向けのキャラクターのチョコだったり、箱むき出しのものだったり。
基本のキャラメル包みやななめ包み、慣れてきたらアレンジしたやり方をします。
このやり方も教えてくれる人がいますし、アレンジも考えてくれる人がいます。
ラッピングをしたことがない人もたくさんいます。
始めからできる人はそうそういませんし、最初は簡単なラッピングからするので、やったことがない人でも大丈夫です。
手順を覚えるまでと綺麗にできるようになるまでは大変です。
簡単だとは言いませんが、基本が身に付けば、あとは応用なのでそれほど難しいことでもありません。
たくさん数をこなすので、そのうちできるようになります。
ただ、細かい作業が好きではない人にはちょっと苦痛かもしれませんね。
小さな商品が多いので細かい作業になります。
お歳暮のラッピングをした事があると言っていた人もいましたが、お歳暮の商品は大きな物が多いため、全然違うと言っていました。
と言っても、ラッピングの手順を分かっているという事は強みですね。
レジ
お客様が商品を選びかごに入れ、レジに来ます。
多種多様の商品があるため、部門分けが必要になります。
例えば、コンビニの年代性別分け・アパレルの年代性別分けみたいなものです。
バレンタインの場合は、自社の物だけではなく、ショッピングモール内の他の店舗だったり外部の商品も取り扱います。
そのため、どのお店の売り上げなのか分かるようにしなければいけません。
そのために部門分けをします。
正直これがやっかいで混雑してくると間違ったりすることもありますが、あとでからの修正が可能だったりもしますし、レジ操作を教えてくれた人に間違った時の対処方法を事前に確認しておきましょう。
メーカーやブランドのチョコには専用の袋がついてくる時があります。
それが大量にレジ付近に並びますので、これを覚える必要もあります。
これを頭に叩き込むのはただ一つ、慣れです。
何度もレジをこなしチョコのパッケージを覚え、専用の袋を用意する、これも実践して慣れるしかありません。
始めのうちは覚えられません。
レジには2人で入る事が多いので、わからない時は一緒の人に聞いていいと思います。
レジだけはまだお客様がまばらに来るうちに、何度かしておいた方が後々焦らなくてすみますので、やった方が得です。
楽しいところは?
ここまで読んでくださった方は、
大変そう……と思っていると思います。
こうやって書き連ねていると、ただ大変なだけのバイトと感じてしまうかもしれませんが、そうではありません。
華やかな場所でのバイトはそれだけでも心が明るくなります。
ラッピングも慣れてくれば楽しいし、たくさんの包装紙・リボン・シールがあるので、選んで組み合わせるのも楽しいと感じるようになります。
それからたくさんのチョコを見る事ができるのも楽しいです。
普段は手に入らない物が入荷されてくるので、
それをじっくり見られるのも面白いんですよね。
短期のバイトなので新しい人も少なからず数人います。
みんな最初はわからないですし、みんなで成長していけばいいのではないでしょうか。
細かな仕事が嫌いではなく、物を作るのが好きだったり、楽しそうと思うのならやってみる価値はあると思います。
こんな人に向いてます
物を作るのが好きな人。
手先が器用な人はもちろんですが、細かな仕事が嫌いではない人。
もちろんチョコが好きな人も。
あとは、明るく受け答えができる人。
すべてが合致しなくていいんです。
例えば私の場合ですが、私は物づくりが好きです。
私はこんな事を考えながらこのバイトをやっています。
“この商品は男の子向けのキャラクター物だから、あの包装紙でこんなラッピングアレンジにしようかな”
“これはお酒の入ってる大人向けだから、シックな包装紙にしてこんなラッピングにしようかな、それでひと手間加えようかな”
“これはこんな変わった形だからこのアレンジでいこう”
などなど。
考えるのはとても楽しいです。
ここまではしないと思いますが、何かを作るのが好きな人は楽しいんじゃないかなと思います。
ただこれだけは必要かなと思うことが一つ。
接客業ですからね。
最低限の受け答えはできないといけないとは思います。
面接の時は採用する側だと、やはりこの辺りは見るでしょうしね。
期間はいつからいつまで?
バレンタインのバイトの期間は1月上旬か中旬から2月14日、もしくは15日までです。
そのため、募集は12月からしているようです。
お客様は自分用で購入される方もいれば、とりあえず一つ試しに買ってみて良ければ購入される方もいます。
早めからの来店もあり、期間をある程度取って見ていただくために、1月中から販売を始めています。
販売自体は2月14日までですが、売り場の撤去作業があるため2月15日も増やしてあります。
これをバイト側でしなくてもよいのであれば14日で終了となります。
求められる人はこんな人
接客業なので、お客様と受け答えがきちんとできる人。
あとは繁忙期に出勤できる人、でしょうか。
レジでの対応や、お客様から商品に関しての質問をされる事もよくあります。
そういう時に受け答えができる人かどうか、も求められることかもしれません。
お客様からの商品に関しての質問というのは、その商品に対してのことを即座に答えられるようにすること、という意味ではありません。
ものすごい数のチョコを取り扱うので、全部の商品の知識を得るのは不可能です。
わからない時は周りのスタッフや菓子担当の方に聞いてお答えするわけですが、その時の受け答えがきちんとできるか、という事です。
例えば、自分では判断できなかったりわからない時、
「確認してまいりますので、少々お待ちください」
「お調べしますので、5分ほどお時間いただいてよろしいでしょうか」
など。
このことについても、まぁバイトし始めてからでもわかる方に聞けば教えてくれるはずです。
お客様が不快にならないような受け答えができればいいのではないかと思います。
面接時は緊張すると思うので、笑顔でなんて言われても私もできる自信はありません。
面接の時は、とりあえずハキハキと相手に伝えることだけ意識してればいいと思います。
一番忙しくなるのは2月に入ってからです。
そのお店や販売場所で違うと思いますが、2月14日の前の連休などはかなりの混雑になります。
短期なのに土日は休ませてほしいとか、2月入ってピークになる時に休みをほしいとかだと、ちょっと難しいかもしれません。
ピークの混雑時期に入ると飛ぶように売れていき、
品出しも追いつかず、ラッピングも追いつかない、という状態になります。
レジに入っている人も抜けられないほどになりますので、
スタッフも総動員になります。
ただ、募集をかけてもなかなか集まらないという場合もあり、短期間でもほしいという時もありますので、一概には言えませんが。
というわけで求められる人は、お客様ときちんと受け答えができる人、繁忙期にも出勤できる人だと思います。
入荷・陳列についての記事も書いています。
よろしければご覧ください。


まとめ
- バレンタインのバイトはこんな仕事
品出し・ラッピング・レジ - バイト期間は1月上旬か中旬~2月14日(もしくは2月15日)
- お客様との受け答えができ、細かな仕事が苦にならない人や作るのが好きな人には向いている
以上です。
私は長くこのバイトを続けています。
それはただ、このバイトが楽しいから。
それに尽きます。
なんだかんだと難しそうなことを書いてしまったような気もしますが、楽しいと思う瞬間がきっとあると思いますよ。
なかなか勇気を出せないでいた方に、少しでもお役にたてていれば嬉しいです。
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