こんにちは、SATOKOです。
山形県庄内地方では、春になると各家庭で一度は作るであろう、【孟宗汁】。
孟宗汁とは、タケノコを入れた味噌味の汁物のことを言います。
タケノコに味が染み込んだ孟宗汁はとても美味しいですよ。
私は庄内人なので毎年食べています。
調理方法は難しくはありませんので、ここでご紹介してみようと思います。

タケノコが入っている孟宗汁ってどんなもの?
作り方が知りたい。
そんな方にご紹介します。
この記事でわかること
- 孟宗汁とはこんな料理
- 孟宗汁の作り方
山形県庄内地方の【孟宗汁】とは?
孟宗汁とは、庄内地方で春になるとよく作られる、タケノコが入った味噌味の汁物です。
庄内の各家庭では春になると何度か作るのではないでしょうか。
何を隠そう、私も庄内人。
この孟宗汁は子供の頃から食べ慣れた味です。
これを食べると春だなぁと感じます。
孟宗汁に入れる具は、タケノコ・しいたけ・油揚げ・豚肉。
これに味噌と酒粕を入れて煮ると完成です。
タケノコがスーパーなどに並び始めるのが4月。
庄内産は5月になると並びます。
買ってきたらその日にアク抜きをするのが、おいしく食べるコツです。
タケノコのアク抜きの仕方はこちらから。

庄内の春の味、孟宗汁とはタケノコが入った味噌味の汁物のことです。
旬の味をたくさん味わいましょう。
孟宗汁の作り方
さて、孟宗汁のおいしい作り方をご紹介します。
☝材料
- タケノコ:中1個(アク抜きした状態で600g程)
- しいたけ:小6個
- 油揚げ:1枚
- 豚肉:200g
- だし汁:1500㏄
- 酒粕:50g(お好みでもっとたくさん入れてもおいしいです)
- 味噌:適量
アク抜きをしたタケノコを用意します。
食べやすい大きさに切ります。
(もっと大きめに切ってもおいしいです。ちなみにトップ画は大きめに切りました。)
豚肉・しいたけ・油揚げは食べやすい大きさに切ります。
(油揚げは熱湯をかけ油抜きをしておきます)
鍋にだし汁を入れタケノコを加え火にかけます。
沸騰したら、しいたけ・豚肉・油揚げを入れます。
さらに煮ていくとアクが出てくるのでアクを取ります。
アクを綺麗に取ったら味噌と酒粕を入れます。
酒粕は50gとしましたが、お好きな方はもっとたくさん入れてもおいしいです。
味噌はその味噌によっても違うし、お好みも違うと思うので適宜にしました。
ちなみに私は130g入れました。
私はあまり酒粕が得意ではないのですが、この孟宗汁に限っては入れます。
酒粕が好きな方は、たくさんいれて下さいね。
とは言え、お子さんがいる家庭では入れられませんよね。
そんな時は、黒砂糖を少し入れるとコクが出ます。
10分程煮たら完成です。
(時間があるなら30分ほど煮込むと味が染み込みます)
タケノコや油揚げに味が染み込んでいるとさらにおいしいです。
そうするには、前日か当日の朝に作っておいたり、味噌と酒粕を入れてから30~40分煮込むと味が染み込みます。
まとめ
山形県庄内地方の春の味、孟宗汁をご紹介しました。
アク抜きが終わっているタケノコがあるのならば、特別難しい作り方ではありません。
味噌や酒粕の量も好みがあると思うので、ご自分のちょうどいい味を探してみてください。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
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