こんにちは、SATOKOです。
長く仕事をしていると、後に入ってくる後輩やパートさんバイトさんに仕事を教える機会ってありますよね。
人に教えるのってなかなか難しいものです。
自分でやった方が早いし、ちゃんとできているかも気にしなくちゃいけなくなる。
でもちゃんと育てればあなたの負担は軽くなるはずです。
仕事を教えるってどうやったらいいんだろう、
どうしたらうまくいくのか、
教えてるのにうまくいかない、
そんなお悩みにお答えします。
私の経験から少しでもお役にたてれば、と思います。
私は長年接客業をしています。
飲食・販売・アパレル・フロント。
短期のものもありますが、長期でしたものもあります。
何度も人に教える機会があり、
そこで感じた事を記事にしたいと思います。
ここではこんな記事を書いています
その人の性格をよく見る
世の中いろんな人がいます。
その人の性格をよく見て教え方を変えてみましょう。
なぜなら、性格によってこちらの言った言葉の受け取り方が違うからです。
内向的でおとなしい人・明るい人・先々を読み取れる人・頭の回転が鈍い人・理解力が低い人。
その人その人の性格や能力を見て、こちら側の教え方も変えなくてはいけません。
それが成長する近道だと思います。
どのタイプにどんな教え方をしたらうまくいくのか、
それはその人を見極める事がうまくできるかどうか、です。
内向的でおとなしいタイプ
内向的でおとなしい人には最初だけ丁寧に教えましょう。
そしてプラスして欲しい事があるなら、声に出して伝える・実際にやってみせることです。
それは、このタイプは言われた事はきちんと仕上げる人が多いからです。
ただ、こちらが言った事はきちんとやってくれるけれど、そこまでで終わりの人が多いです。
余計な事はしてはいけないと思うのか、
言われた事はちゃんとこなしたから終わりと思うのか。
そしてなかなか、一つの事に時間がかかる。
長所はその一つのことはきちんとこなしてくれる、という事です。
でも正直こちら側としたら、もう一つ先までの仕事をしてほしい、と思う事もありますよね。
そんな時にはどうしたらいいのか。
簡単です。
これをやってくれるとありがたい、助かる、と素直に言う事。
そしてもっとスピードアップしてほしいなら、自分が同じ作業をしてみせる事。
きっとその人は気付くはずです。
助かると言われれば、これをやった方がいいんだな、と。
同じ作業をスピーディーに誰かがこなしていたら、そのくらいのスピードでやらないといけなかったんだ、と。
ということで内向的でおとなしい人には、
最初は丁寧に教え、やって欲しい事は素直に口に出す、そしてやってみせることです。
先々を読めるタイプ
先々を読み取れるタイプの人には簡単に教えれば大丈夫です。
なぜなら、全部言わなくてもこちらの言いたい事をくみ取ってくれるからです。
例えば、こんな事がありました。
短期のバイトで一緒になった女性がいました。
その人は初日なのにも関わらず、上司が言った事以外にも「これもした方がいいですよね。」と言って、自分の仕事に加えやっていました。
その人がいなくなってからその上司は、
彼女を「できる子だ」と絶賛していました。
初日からその行動ができるということは、その人の能力もありますが、その人の性格もあります。
彼女はとても明るい子でテキパキしていたし、周りをよく見ていました。
周りを見て気付けるからこそ、これも必要なはず、と判断できる。
接客業では周りを見ることができるのは、とてもいい能力だと私は思います。
ということで、このタイプには簡単に教えれば大丈夫です。
頭の回転が鈍いタイプ・相手の話しを理解できないタイプ
長く勤めているのに、こちらの言ってる事を瞬時に理解できない人っていますよね。
このタイプの人は教える側としては頭を悩ませるし、
腹立つこともあるのではないでしょうか。
どうしたらいいのか。
この頭の回転が鈍い・相手の話しを理解できないタイプ。
このタイプには始めから終わりまで、
きちんと全部を話して教えるしかありません。
長年勤務している間柄だと、ある程度一つを言われればこの事を言ってるんだな、と理解できますよね。
それが、通じない人ってやっぱりいるんです。
3言えば分かってもらえるところを10説明しないといけませんが、これは仕方ないんです。
これだけ言ったら普通分かるでしょ、と自分が腹を立てるのはナンセンス。
やるだけやって、なかなか理解してくれない人がいたら潔く諦め、こちらが変わるしかありません。
相手を変えようとするのはなかなか難しいのです。
ということで、このタイプの人には、最初から最後まで
10の説明を懇切丁寧にしていきましょう。
まとめ
- 性格・能力は人それぞれ。
どんな人かを見て教え方を決める。 - 内向的なおとなしめの人には、最初は丁寧に。
プラスして欲しいことは口に出し実践してみせる。 - 先々を読める人には簡単に。
- 頭の回転が鈍い人・相手の話しを理解できない人には
最初から終わりまで懇切丁寧に教えるしかない。
簡単に3パターンのタイプの人をあげてみました。
人に教えるのって難しいですよね。
ほんの少しでもお役にたてれば嬉しいです。
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